ゆいちゃんずの『渋谷川』を聴きながら、渋谷川を散歩してみた♪

編集部のマイがお送りする”お散歩シリーズ”(はたして続くのか…)
今回は、「ゆいちゃんず(欅坂46)」の楽曲『渋谷川』を聴きながら♪

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ひとこと:編集部のマイです♪良い記事 書くぞーうりゃ!

あったかくなってきたから お散歩♪

こんにちは!編集部ライターのマイです♪

最近は本格的に、あったかい日が増えてきましたね(˘ω˘)
(たまに寒い日も、まだありますが・・・)

ということでお散歩シリーズを開始してみました!

シリーズと言っていますが、はたして続くのか、
そして夏・冬は外に出られるのか… 見守ってください♡笑

ゆいちゃんず(欅坂46) ー 渋谷川

今回の”お散歩”ミュージックは、「欅坂46」のデビューシングル
『サイレントマジョリティー』に収録されている『渋谷川』という曲♪

出典:YouTube.com

グループの中でも歌唱力の高い今泉佑唯ちゃん・小林由依ちゃんのユニット「ゆいちゃんず」歌う
どこかなつかしさも感じさせるフォークソング調な楽曲です。

曲の中ではアコースティックギターがフィーチャーされていて、
ライブではゆいちゃんずの2人もギターを手にパフォーマンスするんです(人´ω`*)

渋谷川とは

では曲のタイトルに使われている「渋谷川」って・・・?

渋谷川はその名の通り、東京都・渋谷区と港区を流れる川。
(港区内では「古川」という名前に変わります)

渋谷川・古川は、渋谷区内の宮益橋~天現寺橋の2.6kmが渋谷川、
港区内の天現寺~浜崎橋先の河口までの4.4kmが古川と呼ばれている二級河川です。

沿川は、都市化によりビルや住宅が密集し、
古川はほとんどの区間で首都高速道路により河川上空を覆われています。

しかし、かつては下流部においては舟運が栄え、
上流部では水車が見られるような田園の中ののどかな川であり、

支川の河骨川(こうほねがわ)が唱歌「春の小川」のモデルになるなど、
人々に親しまれてきた川です。

出典:東京都建設局

上記の引用にあるように、都市の中を流れる川として
ビルなどの高い建物が多い地域をひっそりと流れる川です。

また渋谷川の上流は1964年の東京オリンピックに向けた都市整備の中で
暗渠(あんきょ:水路に蓋をし、地下化すること)となりました。

実はずっと、渋谷駅の地下を流れていたんです。

お散歩へ

・・・予習はこの辺にして、さっそくお散歩へGO♪

道中を写真とともに紹介していきます!

あ、ちなみに Photo by ワタクシ です( ^V^ )
(最近ミラーレスを購入しました♡)

古川橋

港区の古川橋からお散歩スタート。

大きな道路(明治通り)沿いで、車がびゅんびゅん走っている横を流れています。

流れもあまりなく、ひっそりとした感じ。

これは、古川橋のバス停。 『渋谷川』の歌詞の中に「バス通り」は出てきます。

都会の風景の中に流れる川は、ひんやりとした空気感をもって、どこか無機質な寂しさも感じさせます。

歌詞の中にも「古川橋 その近くで 僕はなぜだか 切なくなるよ」とありますが、共感できます(。’-‘)(。,_,)

恵比寿橋

そのまま明治通りを進むと、恵比寿橋に着きます。

歌詞にある通り「あっという間」に着いてしまいます。

なんだろう…正直、道中になにか見どころがあるかというと、そういうわけではなくて
むしろ何もないからこその「あっという間」…

ここまで来る間にも渋谷川は横を流れ続けていますが、その存在感はあまりなく、
意識をしなければ、「あ、川あったね、そういえば」というくらいの感じ(( ˘ω ˘ *))

大きな通り沿いを歩いて、一本向こう側に行くときに橋を渡るけれど、それでもあまり意識されないような…
『渋谷川』の中では、友達への届かない淡い恋の想いに例えられています。

気付かれることはないけれど、変わらずにそこを流れている川。

川は「続いていくもの」の象徴か

考えてみると、秋元康先生は、様々な歌で「川」という、モチーフをつかってきました。

美空ひばりさんの『川の流れのように』では、とめどない時の流れに。

AKB48の『RIVER』では、行く手を阻む障壁に。

そしてこの『渋谷川』では、胸の奥に抱く想いに。

「川」はずっと続いていくものの象徴として、使われています。

この『渋谷川』という曲が収録された欅坂46の1stシングル『サイレントマジョリティー』は、
自らの意思を表示していくことの尊さを伝えている楽曲。

それを、デビューしたばかりの少女たちが歌う姿はセンセーショナルでした。

カップリングとして収録されている『渋谷川』も、強い想いを歌った曲という点では、同じかもしれません。

PVの舞台

『渋谷川』のPVは実際に渋谷近辺で撮影されています。

出典:YouTube

小林由依ちゃんが駆けているのは、並木橋の近く。

 

出典:YouTube

今泉佑唯ちゃんが一人で弾き語りをしているのは、ヒカリエの近く。
(渋谷川はもうここでは、地下に潜ってしまっています)

 

出典:YouTube

そしてこれは、渋谷駅東口の歩道橋です。

実はこの歩道橋、欅坂46の他の曲のPVでも登場するんです。

それは・・・

ジャケットのロケ地

そう、表題曲の『サイレントマジョリティー』

出典:YouTube

出典:YouTube

PVの中で、鈴本美愉ちゃんがここを歩いています。

この橋以外にも『サイレントマジョリティー』のPVには渋谷の街がたくさん登場しており、

 

出典:YouTube

出典:YouTube

ダンスシーンは、この歩道橋からも見える、渋谷川のすぐ近くの工事現場で撮影されています。

 

出典:YouTube

PVの最後でメンバー全員が横並びになっているのは、そこから少し入った、桜ヶ丘の坂の下です。

 

そして…、これはもう、相当有名だと思いますが、
この渋谷川こそ『サイレントマジョリティー』のジャケットの撮影場所なのです。

出典:Amazon.co.jp

出典:Amazon.co.jp

出典:Amazon.co.jp

出典:Amazon.co.jp

変わっていく渋谷川

最近、渋谷へ行った方はご存知かもしれませんが、現在 渋谷駅周辺では大規模な再開発工事が行われています。

そして、この渋谷川も再開発されており…、水辺に緑が溢れる遊歩道や広場が登場するんです!(o`・Д・´)

2018年秋に、他の再開発エリアに先駆けて完成予定だそうです。

出典:渋谷文化PROJECT

【左】今の渋谷川は、大雨などのとき以外、水は流れ込まないことになっている。
普段は水量も少なく水の流れはほとんどない。

【右】川に沿っていた旧東横線の高架が撤去され、明るく開放的な親水ゾーンに生まれ変わる。
官民連携により全長約600mの緑の遊歩道や広場、壁を水が流れる壁泉が整備され、
にぎわいと潤いの水辺空間が姿を現す。

 

変わらず流れ続けていく強さと、周辺の変化によってもっと良い姿へ変わっていくところ、
それが若者の街である渋谷に存在し、なおかつ今この瞬間に変化をしている…

そういった点が、デビュー曲でありながら芯の強いメッセージ性を前面に出し、
それまでのアイドルグループ像とは一線を画した欅坂46『サイレントマジョリティー』で、
「渋谷川」が用いられた理由なのかもしれません。

次回にご期待ください!

ということで、意外と長く書けちゃいました笑

実際に歌詞に登場する場所を訪れてみると、その曲の捉え方もまた変わってくるな~と感じました( ‘-‘ )( ,_, )

ちなみに、古川橋から渋谷駅まで、徒歩で1時間10分ほどかかりました。
結構いい運動に…なりました…
もう一度言います。1時間10分

『渋谷川』の尺は4分53秒あるので、16回聴くことができます。

 

運動にもなって、曲への理解も深まる… フィールドワークもいいですね♪

次はどこをお散歩しようかな~… ぜひご期待ください!

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マイ (AMADOL編集部)
チーム:慶應義塾大学 編集部
店舗:-店
生年月日:1996/06/04
出身:東京
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