NGT48の2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』。この曲センターを務めるのは、アイドル界でもNo.1と言っても過言ではない、努力家で苦労人の荻野由佳。「私の人生アイドルしかなくてもいい!」という台詞が印象的なMVは、アイドルに青春を捧げる女の子達を体現したような内容で、大きな反響を呼んでいます。今回はおぎゆかの魅力が存分に詰め込まれたMVから、アイドルの青春について私なりの考察と、彼女のアイドルとしての努力を語らせて頂きます。皆さんもアイドルの青春について私と一緒に考えてみませんか?
皆さん、こんにちは。ライターの美音です♪
今回はNGT48の2ndシングル、『世界はどこまで青空なのか?』のMVからアイドルに青春を捧げることについて、それを体現している荻野由佳に焦点を当てながら語らせて頂きます。
この曲のセンターを務めるのはおぎゆかこと荻野由佳。昨年のAKB48選抜総選挙で速報1位となり、大きく注目されました!👀✨
実は彼女、オーディションに何度も落選した過去を持っており、努力で夢を掴んだ努力家なのです。
そんなおぎゆかが満を持してセンターを務めた2ndシングル『世界はどこまで青空なのか』。
「私の人生アイドルしかなくてもいい」「部活も彼氏もいらない」という台詞が印象的なこのMVは、おぎゆかがセンターだからこそ生まれた作品だと感じます。
今回はアイドルに全てを捧げている彼女の魅力を皆さんにお伝えすると共に、アイドルの常套句とも言える恋愛禁止について改めて考えてみたいと思います٩( ‘ω’ )و
出典 NGT48公式サイト
・荻野由佳(おぎゆか)
・NGT48 チームNⅢ(副キャプテン) ドラフト2期生
・総選挙 第8回(2016年)速報91位→最終結果95位 ※圏内は80位まで
・第9回(2017年)速報1位→最終結果5位
昨年の第9回AKB48選抜総選挙で速報1位になり、荻野って誰?と一躍有名になった彼女。
前年度から90人ごぼう抜きした結果は本人含め、皆が驚き喜びました\(°∀° )/
副キャプテン、選抜入り、センターなど、一見順風満帆にも見える彼女のアイドル人生は沢山の努力と夢を叶えたいという強い気持ちで掴み取った結果なのです。
彼女は2015年の第2回AKB48グループドラフト会議でNGT48から2位指名を受けNGT48に加入しました。
指名を受けた瞬間彼女は号泣していました。
それもそのはず、彼女はアイドルになるためオーディションを受けながらも落選し、沢山の悔しい思いをしてきたのです。
2011年 AKB48 13期生オーディション落選
2012年 AKB48 14期生オーディション落選
avexアイドルオーディション最終審査落選
2013年 AKB48 15期生オーディション 仮合格で仮研究生となるも落選
2014年 AKB48 チーム8オーディション(埼玉県) 落選
バイトAKBオーディション合格→雇用契約期間満了に伴い活動終了
2015年 第2回AKB48グループドラフト会議候補者オーディション NGT48 2位指名
もしかしたら他のオーディションも受けていたかもしれませんが、有名なエピソードだけでもこれだけのオーディションを受験しています。
特に15期生オーディションに関しては、仮研究生としてレッスンに励んだにも関わらずステージには立てませんでした。
約3年夢を追い続け、諦めなかったおぎゆか。
おぎゆかが初のセンターを務めるNGT48 2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』。
先日行われたAKB48グループリクエストアワーで1078曲の中から見事1位を獲得した、人気の高い楽曲です✨
出典:YouTube.com
この曲のMVは、田舎の女子高生YUKAがアイドルを志し、周りに現実を見なよと相手にされなくても1人で練習を重ねます。
そんな姿を見て周りも心が動かされ、最後にはみんなでトップアイドルを目指すというストーリです。
2:45~のYUKAが憧れているアイドル、北原先輩と柏木先輩に「私でもアイドルになれますか?」と尋ねるシーン。
「絶望しない自信ある?部活とか好きな人とか高校生の今しか過ごせない時間あると思うよ」とアイドルの華やかなだけでない部分を教えられます。
それを聞いても彼女は覚悟を決めてアイドルという過酷な道を自ら選ぶのです。
このMVはまさに彼女のアイドル人生を現したような作品です。
おぎゆか自身もアイドルを目指していた時、周りの友達から様々なことを言われ悔しい思いをした経験があり友達に夢の相談をできない日々がありました。
その頃の自分と重なるのが階段で踊るシーン。
ただただ踊ってやろう、踊らなくちゃいけないってひたすら踊っていた過去の自分と重なるシーンもありました。(荻野由佳)
でも報われなくても結果が出なくても、努力できなきゃチャンスも可能性も消えてしまうし、何も始まりません。
アイドルには恋愛禁止⚠️が常套句として用いられています。アイドルは夢や希望を届けるものだから誰のものではなくファンみんなが愛し続ける存在だからでしょうか?
最近ではアイドルにも様々な形があるので、スキャンダルを逆手に総選挙で1位になったり、結婚宣言をしてみたり…というアイドルが存在しているのも事実です。
ただ普通の場合はやはり恋愛禁止⚠️で清純派であることがアイドルには求められていると思います。
アイドルでない普通の年頃の女の子達であれば、友達と集まって好きな人や彼氏の話に花を咲かせるのもありふれた光景です。
アイドルだって元は普通の女の子、人を好きになったり、彼氏とデートとか恋愛をしてみたいという憧れを持っていた子もいるのではないでしょうか?
しかし、アイドルになるためにはそれらの憧憬は捨てることが必要となってしまうのです。
これに関しては多様な意見があると思います。
「アイドルになれるのは限られた一部の選ばれた子だけ。だから恋愛なんかよりアイドルの方が楽しいし素晴らしい景色が見られる。恋愛なんていつでもできる。」
「アイドルになれるくらい可愛い子ならモテるだろうしアイドルなんて苦労をするより彼氏と楽しく遊んでいた方が幸せだ。」
どっちが正解ということは無いし考え方の違いだから何とも言えませんが、どちらを選ぶかはその子1人1人の選択で自分が幸せになれる道を選べばよいと私は思います。
でもアイドルとして活動している間だけは他の誰のものでもない、ファンから愛され続けるアイドルであってほしい。アイドルは沢山いるから誰でもアイドルになれるとか言う人もいるかもしれません。でもアイドルという職業は選ばれた人しかできません。
彼氏作るよりアイドルになる方が難しいと私は思います。
恋愛以外にも部活、学祭、友達と遊びに行くとか普通の女の子達が当たり前のように経験する楽しみを犠牲にしなければならないことも多いかもしれません。
でも青春といっても、普通の女の子では体験できないアイドルこそが青春!とアイドルに生きがいをもって活動している子たちも沢山います。青春も幸せも人それぞれ。
おぎゆかもそんなアイドルに青春を捧げて頑張っている1人。
青春のかたちは、恋愛や部活、いろいろあると思うんです。
(中略)
私にとってはアイドルという夢に向かって頑張って練習していた時間が、青春だったと思います。(荻野由佳)
彼女はどんなに忙しくても全ての仕事に対して決して手を抜かず、ひたむきに真摯にアイドルに向き合っています。
総選挙後の握手会でおぎゆかに、「忙しいのにモバメ📩(有料のプライベートメールサービス)沢山送ってくれてありがとう」と伝えたことがありました。
その時彼女から帰ってきた答えは
「全然忙しくないよ!沢山お仕事させてもらえて楽しいし、楽しみに見てくれてありがとう😆」でした。
また、ある日の握手会で2Shot写メが当たって撮った時、「インスタに載せるね!」と伝えたら
「タグ付けしてね、いいねしにいくから」と言って数日後本当にInstagramの投稿にいいねをくれました。
握手会では毎回欠かさず握手レーンを装飾して🌼、手作りの新聞などを書いてファンを迎えてくれます。
出典:荻野由佳公式Twitter
こんなにファンのことを思って、アイドルの鏡のように努力している彼女が言う
「私はアイドルに生まれてきたの、私の人生アイドルしかなくったっていい」は心にグッとくるものがあります。
8:26頃〜のおぎゆかがセリフを語る、叫ぶシーンはこのMVの代表的な部分とも言えます。
「青春なんていらない」という台詞は、それを過去に対する結論とするのではなく、新しい未来への問いとして書きました。(山戸結希監督)
この台詞に監督はこのような意図をもっていたようです。
これに対しおぎゆかは
この物語の続きは現実の世界で作っていきたいと思います!
と答えていました。
おぎゆかのアイドル姿を見ていると、どんな時も目の前のことを全力で見て楽しんでいるように感じます。
見ているこちらにいつも元気や勇気をくれます。
おぎゆかは「アイドルになれて嬉しい、幸せなんだ」という気持ちが常に溢れ出ていて、応援していて本当に嬉しくなるし、アイドルになってくれてありがとうと思います。
今がピークだと思われたくないし、世界1のアイドルになりたいと話す彼女のアイドルストーリーがこれからどのように進んでいくのか興味深いし、そんなおぎゆかが引っ張るNGT48のこれからの活躍に益々目が離せません!
ここまで思う存分に、おぎゆかとアイドルの青春について語らせて頂きました。
短くはない文章ですが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
おぎゆかは私の推しメンであり、私がアイドルに対してこうであってほしいと思う願いを全て体現してくれているような子です。
実はアイドルと恋愛については絶対いつか書きたかった内容でしたので、大好きなおぎゆかを中心にこの話を書くことができて嬉しかったです。
私自身はアイドルには恋愛しないで清純なままでいてほしいと思う反面、年頃の女の子なら恋愛したいだろうし同世代の女子としてスキャンダルを起こしてしまうアイドルの気持ちも正直理解できる2つの心理をもっています。
だからこそ支えて味方になってくれる彼氏や日々の頑張る原動力になる好きな人の存在を断って、過酷で棘の道であるアイドルという道を選んで日々アイドルとして生きている彼女達を本当に尊敬します!!
個人的に気になるのが王道アイドルソングといえば、恋愛を歌った歌詞が多いこと。
リアルタイムで男の子と付き合ったり片思いをしていない彼女達はどのようなことを考えながらその歌詞を表現しているのでしょうか(・・?
他にもまだまだ、アイドルと恋愛について話せば不毛な議論になりそうだしまだまだ語り足りないのでまたいつか、違う視点からこの話題を話せる日がいつかまた訪れたら嬉しいなと個人的に思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。ご意見ご感想などTwitterで送って頂けたら嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう♪