あんな捨て台詞言ったくせに…《夜中 動画ばかり見てる…》~シューロケの新曲を綴る~

10月24日に発売されたラストアイドルファミリーの4thシングル《 Everything will be all right 》。
TYPE-D収録曲、シュークリームロケッツの《夜中 動画ばかり見てる…》の魅力を皆さんにお伝えします!

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この記事のライター

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美音
チーム:国立音楽大学 LiLMooN
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ひとこと:神推しはかよよん&なみちゃんですが他にも推しや気になるアイドルは沢山います… DDを活かして幅広い内容の記事を書いていきたいです☆

 

皆さん、こんにちは。ライターの美音です。

今回は先日10月24日に待望の4htシングルが発売された、ラストアイドルの《Every thing will be all right》の収録曲

《夜中 動画ばかり見てる…》の魅力を語りたいと思います。

ラストアイドルと言えば、8月23日に開催された、UNIDOL2018Summer敗者復活戦/決勝戦のシークレットゲストで出演されてましたよね!

発表された瞬間会場中から歓喜の悲鳴があがっておりました。(私もリアルに叫びました。)

過去にラストアイドル関係の記事を2つ書かせて頂いたことから分かるように、毎週テレビを欠かさず見るくらいラストアイドルは好きなのですが、意外にも現場に行ったことがなくて、記念すべき初現場は自分も立ったステージでのパフォーマンスと何ともエモいシチュエーションでした。

そんな感動の余韻も頭の片隅に残しつつ、本題に戻りこの曲の魅力を見ていきましょう♪

ラストアイドル in AmebaTV

ラストアイドル4thシングル表題曲は1期生による、プロデューサーバトル第2弾の戦いで決定されました!

戦いの場を地上波からAmebaTVに移し、バトルの模様は毎週日曜日に生放送で放送されました。

基本的にはセカンドシーズンのプロデューサーバトルと同じく、ファーストシーズンで結成された各ユニットが著名人をプロデューサーに迎え、表題曲獲得のために毎週バトルを繰り広げるという内容です。

変更点としては、今までは審査員1名の独断で決められていた結果が審査員2名と視聴者投票の結果で決められるようになった部分。

(ラストアイドルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。)

約2ヶ月半に渡る激闘を制し、見事表題曲を手にしたのは、後藤次利プロデュースのLaLuce

出典 ラストアイドル公式サイト

セカンドシーズンよりグループ名が変更になった元ラストアイドル、ファーストシーズンを勝ち抜いた精鋭たちです。

そのLaLuceと互角のバトルを繰り広げた末に、惜しくも決勝戦で敗れたのがシュークリームロケッツでした。

決勝トーナメントに3勝1敗の1位でコマを進めたのはシュークリームロケッツだったというのがその強さを裏付けているでしょう。

そんなシュークリームロケッツの勝負の曲とは、どのようなものだったのか詳しく見ていきましょう。

王道アイドル♥シュークリームロケッツ

シュークリームロケッツはラストアイドル1stシーズンのバトルで敗れたメンバーで結成された2つ目のセカンドユニットです。

出典 YouTube

セカンドシーズンのプロデューサーバトルで見事勝利し、表題曲を掴んだ人気の高いユニットです。

このユニットの特色はなんと言っても可愛さ王道アイドル感

ラストアイドルファミリーの中でもNo.1のキュートな雰囲気を持つメンバー3人のユニットは本当に可愛くて、ファンからの人気も高いです。

出典 YouTube

出典 YouTube

これまで発表されている2曲も王道アイドルソングと呼ぶことのできる可愛らしいもの。

ラストアイドルファミリーで最も少ない人数で結成されたシュークリームロケッツのメンバーはこちらの3人。

出典 ラストアイドル公式サイト

松本ももな

ハーフツインがとても似合うキュートなルックスを持った、まさにアイドルになるために生まれてきたような子

1stシーズンでは挑戦者として、当時の暫定センター間島和奏(somedaysomewhere)に敗れています。

 

出典 ラストアイドル公式サイト

小澤愛実

ユニット内最年少ながらリーダーに任命されるしっかりした一面も。芸能活動はラストアイドルが初めてというダイヤの原石

1stシーズンでは第1回から暫定メンバーに選ばれますが、大石菜摘(Laluce)に敗れ 立ち位置3番を手放しました。

 

出典 ラストアイドル公式サイト

長月翠

ユニット内最年長で、可愛さと大人な部分が入り混じったアイドルとして絶妙な魅力の持ち主。

1stシーズンで1度は蒲原玲奈に敗れ、立ち位置5番から退くも蒲原の辞退により行われた敗者復活選で勝利し再び暫定メンバーに返り咲き、LaLuceシュークリームロケッツ兼任しています。

引き出された新たな魅力

そんな王道アイドル、シュークリームロケッツを今回プロデュースすることになったのは、つんく♂

皆さんご存知、モーニング娘。などハロープロジェクトのプロデューサーを2014年まで務めていた、秋元康と共に名アイドルプロデューサーとして知られた存在です。

そんな彼とシュークリームロケッツが初めて顔合わせをした際に、つんく♂はどんな曲にするか全くイメージが浮かばないと悩んでいました。

普通はいくつか質問をしたり、話をしていく内に何か方向性が見えてくるそうですが、シュークリームロケッツは最後までイメージが出て来なかった様子が放送されていました。

個人的につんく♂さんが何故ここまで悩むのか不思議でした。ある意味可愛いというイメージが定着しているわけだから悩むことないのになあって。

 

そして生まれた私の大好きな神曲がこちら

出典 YouTube

《夜中 動画ばかり見てる…》

タイトルだけ聴くと(・・?となりますが、曲を聴いてみると納得のタイトルです。

それまでの笑顔で歌って踊る可愛らしいイメージは封印し、しっとりと切なく素直になれない女心を歌っています。

過去2作はセンターは松本ももなでしたが、今回は初の長月翠センターです。

彼女をセンターに置くことで、雰囲気がグッと大人っぽくなりますし歌唱力に定評があるため長所も生きる。そこを上手く見抜き曲やポジションを考えたつんく♂さんはさすがと思いました。

DDで有名な私ですが、基本的に地上の有名なアイドルはAKB48グループ、欅坂46、ラストアイドルと秋元康プロデュースのものばかり好きで、実はハロプロって唯一専門外というかほとんど分からないんですよ。

この曲を聴いた瞬間ビビッときて、多分人生で初めてつんく♂さんの曲を好きになりました。

(最初に聴いた瞬間から、この曲好き!神曲!と思って発売されたら絶対AMADOLで記事書こうと思ってたので楽しく記事を書いております。)

今まで可愛い路線を貫いてきたからこそ、大人っぱさや女性らしさみたいなものを表現するのはギャップも感じられるしより一層彼女たちの魅力を引き出したと思います。

より表現力が求められる3分30秒からの台詞の部分はバトルの途中から追加されたもので3人の表現力の高さが表れている部分だと思うので是非注目してみてください。(最初から台詞があるとそこに気が向いてしまうからというプロデューサーの戦略です。)

ギャップを魅せるなら、例えばダンスをバキバキに踊るかっこいい曲とか色々な選択肢があったと思うけれど、この曲は女性らしさや、ほろ苦い経験をして少女から大人になってく、この世代の女の子が歌うからこその魅力が詰まった絶妙なハマり具合でほんと大好きです。

 《夜中 動画ばかり見てる…》

さて、ここままでシュークリームロケッツのメンバーが話の中心でしたのでここからは、曲そのものに焦点を当てて話を進めていきましょう。

この曲はこんな印象的なフレーズから始まります。

日曜なんて嫌い

いい天気もヤダ

可愛い子ってもっと嫌い

この曲の主人公は、昔の恋人のことを想い続けて今でもあの日のことを考えては後悔を繰り返している女の子。

曲全体を通じて感じられるのは素直になれなかったあの日の自分に対しての強い後悔

夜中に泣いていたり、悲しい恋の歌を聴くために動画ばかり見てる…そんな時の気持ちを歌った曲なんです。

だからタイトルが《夜中 動画ばかり見てる…》なんですね。

 

個人的に1番好きなフレーズがサビのこの部分

あんな捨て台詞言ったくせ

連絡を胸の端っこの方で

待ってる…

口では本心と裏腹に、捨て台詞を言ってしまったけど本当は素直に自分の気持ちを言いたい切ない女心が表れています。

勇気がないから怖いし、そんなことできる立場じゃないから相手から連絡がくればいいのになあと都合よいことを想うけど、傷つきたくないから胸の端っこの方でひっそり期待する…というこのフレーズ、私の1番好きなアイドルソングのフレーズ決定です。

側に居るときは分からなくて離れてみて気づくことはあるにしても、なんでこんなに不器用で上手くいかなかったの

その張り裂けそうな気持ちが全体的に漂ってるのですが、2番のサビのこの部分にその答えが綴られています。

 

夜中

泣いてばかりしてる

優しいあなた思い出して

なんで私 怒ってたんだろう

自分に自信がなかっただけの

Story

今思い返せばくだらない小さいことで喧嘩したり、怒ったりしてなんであんな事でって思うけど、それは自分自身に自信が無くて余裕もなかった不安の裏返しなのかもしれない…とこの歌詞が伝えてくれています。

切ないけどこうやって失敗しながら1つ1つ学んでいくのかもしれないと分かりながらも、やるせない思いってある意味このくらいの若い女の子特有のモラトリアム的な感じで、悲しみ故の美しさとか儚さみたいなものすら漂っています。

こんな絶妙な女心を詞に書けるつんく♂さんすごい(確信)

今書きながら思ったけど、この曲のストーリー(別れた元彼を想い続けている)は《この恋はトランジット》(こちらの記事も是非ご覧ください)と全く同じシチュエーションなんですけど、曲調から歌詞の雰囲気まで全然違いますよね。

《この恋はトランジット》明るく元気に可愛く見ててよね!って感じだけど、《夜中 動画ばかり見ている…》はそんなこと素直に言えるはずもなく1人で悶々と動画を見て泣いている…同じ未練がある女の子目線の失恋ソングでもこんなに違うなんて面白いなあと思いつつ、段々私の好きな曲の系統がバレバレな気がしなくもないですねw

あとがき

さて、今回は大好きな神曲《夜中 動画ばかり見ている…》の魅力を綴ってみました。

最近は去年に比べて、ほとんど現場に行けてないし中々情報収集が追い付いてない部分もあるのですが、そんな時だからこそ毎週放送してくれているラストアイドルは在宅でも十分に楽しめるアイドルでありがたいなあなんて感じておりました。

今のアイドルって現場重視のライブアイドルの形態が主流なんですけど、ラストアイドルはある意味メディアアイドルのメリットとライブアイドルの良い部分(握手会など)を組み合わせた最強アイドルかもしれないと個人的に思います。

最近たまに、もしアイドルヲタクになってなかったら私の人生どうなってたのかなとふと考える時があるのですが、全く想像できなくて。

私の場合大学での勉強内容とか卒論も全く違う感じになっていただろうし、UNIDOLもやってなかっただろうし今と全然違う生活になっていたのかもしれませんね。

私にとってアイドルは人生を救ってくれた青春だと思います。

アイドルって本当に沢山いるし、曲や雰囲気も様々…

だからこそ自分の好みのアイドルは曲に出会うって奇跡的なことだと思うのですが、微力でも誰かに自分の記事等を通して大好きなアイドルの魅力や良さが伝えられるきっかけになりたいなあなんて思う今日この頃です。

気づいたらライターを始めてそろそろ1年経っていまして、この1年間で色々な記事書けて楽しかったし毎回試行錯誤してとても良い勉強になってるので、これからもDDと大学で沢山アイドルについてプレゼンしたり本読んで勉強している経験を活かして私にしか書けない記事を書いていきたいと思います。

あと感想頂けると、すごい嬉しいので、@LiLMooN_MioにTwitterのリプで送って頂けたら嬉しいです!

それではまた次の記事でお会いしましょう♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

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美音
チーム:国立音楽大学 LiLMooN
店舗:
生年月日:1996/12/03
出身:岩手県
ひとこと:神推しはかよよん&なみちゃんですが他にも推しや気になるアイドルは沢山います… DDを活かして幅広い内容の記事を書いていきたいです☆